こんにちは。山守 にしけんです!

2月は、ツリーハウス製作講座がなかったため、いつもの月と比べ、各地へコミュニケーションを取りに行ったり、学びに出向いたりという活動が多くなった月かと思います。よかったらご覧くださいませ。

伊勢神宮正式参拝(MAKE HAPPY)

2/4(金)立春、NPO法人 MAKE HAPPY の全メンバーで、伊勢神宮で正式参拝を行ってきました。

MAKE HAPPYとしてできることを、改めて考える良いタイミングになりました。

また荘厳で歴史深い、森と神事に心から感銘を受け、「山守」として今後目指したい風景の一個を頂いた気がしました。こんな風に長きにわたり、文化を残してくださっている方々に、心から感謝です。

ツリーハウス製作講座

1月2月は、雪の心配があったので、ツリーハウス製作講座はお休みです。
ツリーハウス製作講座は3月から再開です。
また、報告させていただきますね。

シェアビレッジの森作り

みんなで森の手入れ

シェアビレッジの森を色んな方達と作って行っております。

2月9日、間伐を勉強したいとのことで山登りのプロが来てくださり、実際に一本きらめ樹の伐倒を行いました。同じ森のことでも、人それぞれ関わり方はそれぞれ。

彼は、等高線を読みながら森の中を歩く方法や、森の中でキャンプをすることに丈けていて、僕は森を触り変化せることに長けている。お互いにその方法を学びシェアし合えることで、森を立体的に知ることができ、きっと僕はそれをみなさんに伝えていく役目。

森にお越し頂いた際には、色々と森での学びをシェアさせてください。

そして、いつもの丹波のメンバーとも間伐。

風と水に関する気づき

2月10日には、普段撮影で入ってくれているの内藤翔さんを交え、シェアビレッジの森までのルートをいつもの道路ルートから変更し、森の中を歩いて向かうルートを探索しました。

以下の投稿にまとめていますが、「風と、水の通り道」がいかに重要かが体感できる経験となりました。

https://www.facebook.com/ken.nishimoto.33/posts/5174027722641804

風が通るところは、水が通る
だから、植物が繁栄し、影ができ、湿度が保たれ、
ふと気持ちの良い空間が出来上がる

水脈を無視して間伐された一角は、檜の肌が白く乾燥し、一体が殺伐として、生き物がいない空気。

水脈に沿った林の一角は、倒木などもあるわりに、苔が群生し、広葉樹も生えているせいか、とても安心感がある。

なかなか写真ではわかりづらいのですが、大きな学びを得ました。今後の森作りの基礎となる体験でした。

行きつけの森構想

兵庫県丹波市シェアビレッジの森だけでなく、全国のみなさんの近くにある森に、みなさんが入れるきっかけを作って行けたらと思っています。そのプロジェクトの名前を「行きつけの森構想」と名づけました。

岡山和気の森

2月17日、私が間伐のプロジェクトを始めた当初からずっと交流のある、岡山県和気町のビッグモリーズ大森さんの元へ伺ってきました。一昨年、去年と開催させて頂いた「きらめ樹キャンプ@岡山和気」の際に、皮剥きをし、立ち枯れさせたきらめ樹。

そのきらめ樹をついに伐倒しました!

家族で家具屋さんを回してられるので、奥さんも一緒に間伐。息子さんが実際に家具を作る職人さんですので、このきらめ樹材を利用して、香りの良い檜の家具を製作してくれるはずです。

森の後、近所の製材所に直接持ち込みまして、今、材として挽いてもらっている最中です。

2年前に森に初めて入った際には、暗くて鬱蒼としていた森が、年を追うごとに明るくなっていく。実際に、目の前でそれが見えることが、とても幸せです。

人工林だけでなく、周りの環境も少し手を入れてきました。笹で葉っぱの間まで侵食されていた、柚の木をひとまず姿が見える程度に笹を刈りました。これで少しは息ができるようになるでしょう。元気な実をつけてね。

独歩ファームの畑&森(大阪府枚方市)

毎月第3土曜日は、大阪府枚方市穂谷「独歩ファーム」の大島さんのところへ、農地と森の手入れに入らせて頂いております。

森の中にある農地でして、昔ながらの里山の風景が残っている場所ですが、どうしても人手不足で徐々に雑草や雑木だらけになっていました。私たちお手伝いの手が入ることで、雑然とした雰囲気がなくなっていき、里山本来の姿が見えつつあります。

昔の方達の知恵が、ミクロにもマクロにも、形として残っている里山。ここを整備していると、先人の声が聞こえてきます。ぜひ、みなさんもお手伝いに参加しませんか?

続く

後半は、また後日公開いたします。