山守とは

about

<理 念>

1000年続く森作り

キーワード>

日本の森に、ハレの日を

<ビジョン>

「行きつけの森構想」
あなたが守りたい森は、どこですか?

大阪府枚方市を中心に、各地にみんなが入れる森を作っている、一般社団法人 山守。

「1000年続く森作り」を理念に掲げ「たくさんの人が森に入り、森を体験してもらう」ために3つの軸を中心にしています。

山守が大切にする3つの軸

森作り】
元気で素敵な森を作る
木工】
木材の使い道を創る
周知】
みんなに伝える

森が荒れると土砂崩れや倒木といった災害が頻繁に起きてしまうと言われています。

災害に巻き込まれて悲しむ人がいないように
人を守るために森を知り、豊かな森を作ること

そのために私たちは森に入り、森と人間が共存できる森作りを続けていきます。

■元気で素敵な森を作る

人間が手入れをしようがしまいが、森は成長を続けて弱くなったところから崩れていきます。

草や木が腐り、いずれ土になる。
水が流れる場所は風が通り、緑が繁り昆虫が育ち、鳥や動物がやってくる。

そんな自然の中では当たり前の循環を意識しながら、猛禽類が戻ってくるくらいに元気で素敵な森を作っていきます。
そして日本全国に広がる森を、それぞれの土地の人たちで育て、守る森作りを広めていきます。

■木材の使い道を創る

ここまで森が弱まってしまったのは、林業に関わる人が減ってしまったことも要因の1つだと考えています。
森や林業に関わりたい気持ちは持っていても、仕事として成立しなければ継続は難しいです。

そのため、仕事として成立するために木材の使い道を多く作ることで、
作り手・関わり手を増やす活動を行なっています。

■伝える

直接、お話会やイベントで森に触れ合ってもらう、山守から発信する情報で森について知ってもらうなど
毎日森に入り森に触れ合っている山守だからこそ、森のリアルを皆さんにお伝えできると考えています。

また「行きつけの森構想」として、日本全国に豊かな森を作ることで、
自分が住んでいる近所に気軽に入れる森を増やしていきたいとも考えています。

山守の意味

山守の意味

yamamori

「山守」という言葉は、古くは万葉集の時代から在る言葉であり、吉野杉で有名な奈良の吉野の地域では、山主さんに代わって森を管理する人や制度を指します。

江戸当時は、全国的に木を使いすぎ、禿山が多く、その時も土砂災害が多かったとのこと。そんな中、森林管理のシステムを一心し、杉に新たな価値を与えた存在が “吉野の山守たち” でした。現在もブランドとして残っている「吉野杉」。それは彼ら山守の知恵と技術がなしえた功績といえます。

その当時の吉野の山守たちが行ったことは、畏れ多くも、今、私西本が行っていきたい活動そのものです。当時とは逆に、森が忘れられることで、災害が多発する現代。現代の森林システムを一新し、木材に新たな価値を与えたい。「山守」というネーミングには、そういった想いが込められています。