5/13〜15の3日間、島根県の匹見峡レストパークにて、橋本先生の道作りを教わってきました。
橋本先生は、徳島にからお越しの先生で、僕は4月頭に先生の森へ遊びに行かせて頂いております。
その時の投稿↓
先生の森は、杉や檜の育っている森でありながら、大きな広葉樹や数mの低めの木々も育ち、明るすぎない明るさがあり、風が優しく通る、とっても素敵な森。
僕にとって、「ああこれが森作りだなぁ」と思える嬉しい瞬間でした。
その肝がなんなのかと言うと、それが【道作り】だったんですね。
先生はユンボ(ショベルカーをイメージしてもらえれば)を使い、森の斜面を削り、地面を掘り返す。斜面を削ることや、地面を掘り返すことは、森自体が息をしやすくするひとつ!
掘り起こした木の根っこも道の中に入れることで、道の下を、次に生えてくるであろう別の根っこが通れる道にしていく。根が張りやすいように、小さな樹を植え替えたりもする。
こうすることでちゃんと水が逃げる道が確保され、同時に根に支えられた作業道はより安定する方向に働く。
自然は勝手に安定する方向に動く。その力を、僕たち好みの形に発揮してもらえるように、森と会話しながら作業をすすめる。それにより、森もより豊かに変化していく。
要は「水脈整備」を森という大きな視点に置き換えると、たまたま重機を使う結果になっただけなんだなぁと思いました。
もちろん、道作りは入れる場所や入れ方を間違えると、斜面ごと崩れてしまう。重機も雑に使うと、地面を固め、水の道を詰まらせてしまう。今はもう川になってしまった作業道もたくさんある。
全てのものは使い方次第!摂理を知った上で、それを利用していくことが、共生なんじゃないかなー?
科学的な見地だけでは得られない、現場の真実がある。
ちゃんと見て、体感して、判断できたらいいよね。
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