【きらめ樹伐採イベント、大成功】
念願叶って、遂にきらめ樹の “伐採イベント” を開催してきました!
青のたすきさん主催で、京都府亀岡市・はじまりの森にて、この2年間皮剥きを行ってきたのですが、その木をみんなで倒す所までいけました。
—日本の森と、きらめ樹—
今、日本各地で放置された森が溢れています。
戦後、次世代のために植えられた木々達ですが、時は流れ、木材がエネルギーの主体ではなくなってしまいました。それに伴って、森に人が入らなくなり、光が入らなくなってしまった。
林業事業体に間伐施行をお願いしたくても、お金にはならない森。とはいえ、民家にもほど近く、森の入り口ともなっている森。
「きらめ樹(きらめき)」は、木々の皮を剥き上げることで、その木を枯らし、ゆっくりと森に光を取り戻すことが出来ます。
そして何よりも、子ども達と一緒に森に入るきっかけが作れます
—森の変化—
今回、改めてみんなで森に入り、まずは2年前に皮を剥かれた木々の葉っぱをみんなで確認しました。
皮を剥かれた木々が枯れ、葉っぱが茶色く変わっていて、そこから少しずつ光が入ってきているのが見れました。
木が生きている、そしてちゃんと森が変化していっている。そんなことを実感してもらえたら嬉しいのです
さらに今回は、その木を一本倒します。
—伐採、製材、木工—
ウインチなどは使わず、みんなでロープで引っ張ります!
力が3倍に倍増するシステムを使い、子ども達も引っ張れるようにしながら、私西本が徐々に木に切れ込みを入れていきます。
まずは隣の木にかからせ、そこからさらに引っ張り、さらに倒れていき、最後は子ども大人みんなで息を合わせて
「せーの」「ズドーーーーーン
」
「よっしゃーーーーーーー」
このアナログ故の、みんなの一体感よ笑
みんなでノコギリを使って枝払い、そして大鋸(おが)を使っての製材(もちろんチェーンソーも)、玉切りといって幹を細かく切ってもらう作業もしてもらい、
可愛い椅子やベンチが出来上がりました!
木を倒した場所は大きく開け、みんなの憩いのスペースとなる予感
空も大きく空いてくれたから、ここから光が入ってきて、この春からはまた別の緑がやってくることでしょう。
—一連の流れが大事だよね—
大人もなかなか体験することがない伐採。子ども達にとってはより稀な体験になったのではないでしょうか。
僕としては皮を剥くだけでなく、木を倒し、それが簡単ではあるんだけれど、木工として使える道具になる所までを、みんなに伝えたかった
それが実現した、とっても嬉しい日となりました。
参加者のみなさま、主催の青のたすきさま、山主さま、応援して頂いてるみなさま、本当にありがとうございました
今後もこの森を見続けていきます。










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