—「はじまりの森」の今まで—
前回は初めて繋がった森でしたが、「はじまりの森」はこの2年間ですでに4回入らせて頂いている森でして、
皮剥きした檜は70本、伐採も1度入らせて頂いています。
2年前、初めて皮剥きに入った時は、かなり暗く、地面に緑はなかったのですが、今は全体的に明るく緑が増えた印象
当時一緒に皮剥きをしたご家族もご参加頂き、森の変化を体感して頂きました
—子ども達とのイベント—
この森でのイベントをご主催頂いてる青のたすきの藤田さんが、この地域のお母さんという事もあり、今回はみなさんお子さん連れのご家族。
ということで、これはもう、遠足笑
子どもたちが多い時は、イベントを回すサイドの空気を読む能力が問われると思っています。
子ども達はすぐに説明に飽きるので、いかにしてテンションを保ってもらえるかが勝負。
森での危険や、きらめ樹の意味、樹の命を頂くということなどもしっかりと説明した上で、
その先はひたすら楽しむ
—それぞれの楽しみを大切にしたい—
西本のスタンスとしては、子どもも大人も、みんなこの森を楽しんで欲しい
イベントには無理に参加しなくていいので、森で自分の楽しみを見つけた子にはそれを楽しんでもらう。
みんなが楽しめそうなタイミングに来たら一応声をかけるし、自身のタイミングでなければ、自分の楽しみを引き続き追求すればよい
同時に大人の満足感や納得感も忘れて欲しくない。
ゾーニング(10×10mの区画作り)や、基準を満たした選木(皮を剥く樹を選ぶ)も、足早ではあるもののきちんとシェアしながら進めました。
今回は1ゾーン、11本の檜を皮剥きしまして、この森の2/3くらいの範囲は皮剥きが完了
次は秋に、みんなで行う伐採&木工イベントを企画しています。
—元は藪だった—
山主さんがまだ小さい頃、この森に檜を植えたらしいです。
その時は藪と化していたこの場所が、数十年ぶりにこの森に訪れられてびっくり
あの時の藪はどこへやら!緑が全くない森へと変化していたとのこと!
暗い森になれば草が生えなくなので、管理は楽になる。とはいえ、森が育たないので出来れば間伐はした方が良い。
でも、赤字を出してまで間伐をするのも大変。
—森を触れ合いの場所に—
そんな中、きらめ樹イベントであれば、間伐になるし、ただ放置しておく森でなく、人々との触れ合いの場所として開いていくことが出来ます
皮剥きをした木々は腐ることはなく、材として乾燥していくので、
その後みんなで伐採し、ベンチにしたり、ブランコを作ったり、薪にしたり、別の使い道へと変えていくことが出来ます。
自分自身もそうなのですが、小さい頃に森に入った記憶って大人になってからも意外と鮮明に記憶に残っていたりするので、今回参加してくれた子ども達にとっても何かしらの思い出になってくれていたら嬉しいんですよね。
もし森をお持ちの山主さんがいらっしゃれば、是非 “みなさんに開く森” としての選択も考えて頂ければ幸いです。
私、山守西本がサポートしに参ります。
—さいごに—
・ご参加頂いたみなさま
・主催の青のたすき 藤田さま&スタッフのみなさま
・山主 中川さま
本当にありがとうございました
今後ともよろしくお願い致します。











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⁂ 山守では森を開くことで、「ハレの日」作り、「行きつけの森」作りを行っています。また、活動は山守サポーター様のご支援で成り立っています⁂
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2025/8まで「茶室製作講座」
兵庫県神戸市垂水「結水荘」にて、年間講座を開催中!
2025/6/21〜23(土〜月)
講師 : 橋本光治「道づくり講演会/上映会/開設講習」@島根県・匹見峡レストパーク
https://docs.google.com/…/1FAIpQLSdIWdtV6V78MG…/viewform
⁂西本は講演会の司会&講習スタッフとして参加します⁂
2025/7/20(日)「きらめ樹伐採イベント」@丹波篠山・若林寺の森
⁂満員御礼⁂
2025/9/7(日)ミニマルシェ「森が好き」@島根県・匹見峡レストパーク
⁂西本は音楽担当として出演予定⁂
2025/11 「きらめ樹伐採イベント」@京都府亀岡・はじまりの森
⁂募集開始次第お知らせします⁂