日本の森の現状
みなさん知っていますか? 今、日本の森は、手入れが必要なことを。
戦後、僕たちの祖父祖母たちは、数十年後に家を建てる孫たちを想い、たくさんのスギ、ヒノキを植えてくれ、その木達はすくすくと育ち、日本の森は緑豊かになりました。
しかし時代は変化し、海外からの木材がとても安く手に入るようになると、日本の木材は使われなくなり、森の手入れもされない時代に変化。
そのため、日本には木がたくさん生えているものの、手入れ(間伐)がされていないので、ヒョロヒョロと細い木ばかりに…
そうなると森には光が届かず、木も、森に住む生き物たちも、元気がなくなってしまいます。大雨が降ると、山が崩れてしまったりすることも…
きらめ樹間伐とは
そんな日本の森の現状を変えたいと思い、全国に広がる私たち「きらめ樹間伐」のチームは動いています!
「きらめ樹間伐」は、立ったまま木の皮を剥くことで、別名「皮むき間伐」とも呼ばれます。
皮を剥かれた木は立ったまま枯れ、約一年後には葉が落ち、森に光が戻ります。
残った木々たちは光を浴びることができ、根っこが太くなり、土壌を安定させてくれます。
「きらめ樹」は、明るい、強い森への第一歩なのですね。
きらめ樹間伐について詳しくはこちらから
きらめ樹材を利用する
皮を剥くことで乾燥した木々は、伐り倒せば、もちろん木材として利用することができます。
山守では、きらめ樹間伐材を利用して、ツリーハウスを作ったり、楽器カホンを作ったりしています。
森の手入れとして森に入るだけでなく、きらめ樹を木材としても利用していくことも、
日本の森に光を取り戻すきっかけにもなりますし、お金の回らなくなった日本の森にお金を循環させるきっかけとなります。
みんなで森に入ろう!
イベント詳細
今回は、兵庫県丹波篠山市・けいしゅんさんの「おいのりの杜」にて、選木と皮むきイベントの開催です。
詳細、参加は、以下のボタンよりイベントページからお願いします。